2009-01-01から1年間の記事一覧

4月から再起動

ずいぶんと暖かくなってきました、春ですね。実は僕は、桜満開の光景があまり受け入れられないのですが、色彩的に、あるいはヴォリュームとしてなのかも。3月は、2008年度の大学の授業のまとめや翻訳などに追われていました。いまだ片付いていない翻訳のバイ…

昨日までの四日間、国際フォーラムで開催されていた「アートフェア東京」のブースにて、通訳その他のバイト。普段は北千住の家とスタジオとを歩いて往復するだけのような生活をしていて通勤ラッシュにも遭遇しないので、毎日何千人という人が通り過ぎてゆく…

ずいぶんと更新が空いてしまいました。そもそも頻繁な更新を心がけているわけではないのですが、さすがにレクチャーやシンポジウム前のネタバレ専用ブログになるのもどうかと思いますので。制作やバイトの翻訳に加えて、最近は、僕も含めた複数の教員が今年…

BOICE PLANNINGでのシンポジウム「美術」無事終了。100人近い方々にご来場頂いたようで驚きです。前半こそ業界トークに陥りかねない不安な滑り出しでしたが、司会兼パネラーの土屋誠一さんのがんばりもあり後半は徐々に内容ある議論が形成されていったように…

ぼくが志向していることとは全然毛色が違うとはいえ、Chim↑Pomのたとえば『スーパー☆ラット』」や『アイムボカン』なんていう作品は、「コンテクスチュアリズムの環境化」に対して、複数の雑多なコンテクストを衝突させて錯乱させていくような形で応じている…

これは「批評の現在シンポジウム」でも強調したいと思いつつ、結局、部分的に言及できただけなんだけど、とりあえずは一度、ある作品を複数のタグ(メタデータ)に分割可能(dividual)なものとして捉えたほうが、新たな作品の見方ができるんじゃないかと。…

11日(祝・水)のシンポジウムに関して、はじめにパネリストの一人でもある批評家の土屋誠一さんからお話を頂いたのだけれど、テーマが「美術」だと聞かされてすこし不安になった。というのも、そんなざっくりとしたテーマで作家やら批評家やらが集まったり…

以下のシンポジウムに参加します。 http://bijutsuken.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-9638.html - 「美術犬(I.N.U.)」 第一回企画 シンポジウム「美術」 開催のお知らせ■開催趣旨 「美術」とは何でしょうか。とりわけ現代美術をとりまく今日の状況…

「アーキテクチャと思考の場所」(浅田彰+磯崎新+宇野常寛+濱野智史+宮台真司+東浩紀)@東京工業大学 http://www.cswc.jp/lecture/lecture.php?id=60 いかにもなブログネタってかんじで恐縮だけど、行ってきました。無料とはいえ、とにかく観客が多い…

19,20と京都へ。メインの目的は20日におこなわれる京都造形芸大での連続公開講座最終回、岡崎乾二郎さんによるレクチャー。 http://www.kyoto-art.ac.jp/graduate/information/080916-000326.html 毎回、たくさんの人が聞きにきているそうで、予定されていた…

福岡から東京に戻りました。たった一週間はなれていただけなのに、久々の社会復帰という感が。というのも、ぼくは生まれは福岡だけれど、小学生の時には京都に移ってしまったので友達はだれもおらず、会うのは家族か親戚か、という血縁関係のある人たちばか…

Congratulation!

実家で過ごす年末年始は、ちいさな子供たちでにぎやか。することもないので2008年の自分の仕事をまとめてみた。こうして見ると去年は年間通じてさまざまな機会を頂いた年になったと思う。大学院生と続けてきた芸大でのプログラムは現在まとめ作業を進行中。…