2007-01-01から1年間の記事一覧

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一段落

11月に京都にて撮った高谷史郎さんインタヴュー脱稿。 資料としての再現の忠実さに配慮しつつ読み物としてまとめていく、そのバランスを考える。僕が気付かないような所に、後にみたら興味深く思われるような知見が潜んでいる可能性だってある。ともかくこれ…

講演会記録

音声記録、写真などが芸大から届く。担当してくれた院生、助手さんに感謝。 まだ先の事だけれど、次の事件へと繋がる種は蒔けたみたい。お楽しみに、ということで。

応答

中谷礼仁さん、応答への応答が。 http://www.acetate-ed.net/blog/nakatani.php?itemid=998 どうやら僕がコーディネーター役に向いてないって事には同意してくれてるみたい。 http://blog.goo.ne.jp/spikyartshinya友人でキュレーターの渡辺真也が、カタログ…

ヒロシマ・プロジェクションへの質問

http://www.acetate-ed.net/blog/nakatani.php?itemid=994 昨日書きましたが、中谷礼仁さんブログにてコメントを頂いてます。報告を、応答もかねて。 観客も多いせいか、レクチャー途中からヴォディチコもノッてきた感があり、アーティスティックなオーラが…

その後

いろいろと講演会の感想などを頂いていて、返信したいのだけれど、1週間ほど停滞していた制作がはかどって、考えなおす気持ちにならない。「自分の作品もがんばれよ」とヴォディチコからも言われたよ。録音すらまだ一度も聞いてみていない。明日は大学へ行く…

講演会、無事終了

講演会、無事終了。 立ち見も含め約250名の観衆に恵まれた、盛況な企画となりました。駆けつけて下さった方、本当に、ありがとうございます。決定的な機会を逃さず、動く事が出来る、それこそが「アーティスト」の最初の条件でしょう。 必修の学生が誰一人い…

アーティストサミット、打ち合わせ

京都へ。 第二回世界アーティストサミット。 サミット、ランチ休憩の合間にヴォディチコ氏と打ち合わせ。感動的なまでに研ぎすまされた言葉の中から、ヒューモアが瞬く。アーティスト。そうとしか呼びようのない人だ。 サミットホストの宮島達男さんはじめ、…

detail:許由巣父図/狩野永徳

この筆の運動と組織化! 自由ってこういうことだ。

ありがとうございます

20日レクチャー無事終了。時間内での質問はなかなか出ないのだけれど、終わった後、聞きにきてくれる人たちの質問はどれもみな的確で、意外としっかり聞いてくれているのだなあ、とうれしく思う(みなさん、ありがとうございます)。「現代芸術概論」(担当…

考え中

20日のレクチャー準備をようやく始める。ぼんやりと考えていることはあったのだが、いざまとめようとすると、決定的な所でもう一歩つながりに欠けている部分がある気がする。いろんな素材が頭の中で渦巻いていて、一度しっかり整理しないと。せっかくの機会…

色々なことと一つのこと

会田誠氏の英語字幕の最終チェックをしつつ、高谷史郎氏インタヴューの構成を少しづつまとめながら、クシシュトフ・ヴォディチコ氏とメールでの打ち合わせ。全部が一つのラップトップ上で行われていくのは不思議だと感じると同時に、客観的にみたらなんとも…

クシシュトフ・ヴォディチコ特別講演会!!

http://www.kosukeikeda.net/wodiczko%20at%20geidai.jp.html http://www.kosukeikeda.net/wodiczko%20at%20geidai.html 聞きに来ないなんてあり得ない!そんな貴重な機会だと思います。 久々に制作以外のいろんなことに時間を費やしています。

第二回ネグリ読書会

忘れてた、こういうのやってます。もう何が何やらわかんないな。 http://negri.jugem.jp/第二回ネグリ読書会 日時:11月9日(金)17:00-20:30 17:00-参考映画上映 18:30-読書会 会場:上野キャンパス中央棟2F 第9講義室 ゲスト:桂英史(東京藝術大学 准教…

MP3に落とされた昨日のインタヴューを聞く。時々自分が話してるのを録音を聞くことがあると、ほんとに僕の声なの、と、にわかに受け入れがたい。昔、柄谷さんも「形式化の諸問題」(たぶん)で、同じことを書いてたけれど。意識する、というのはこういうリア…

高谷史郎さんインタヴュー

京都西陣のダムタイプ・オフィスにて、敬愛する高谷史郎さんインタヴュー。かなり充実したものになったと思う。近いうちにlog osaka web magazineのpeopleコーナーにアップ予定です。 その後、大阪から東京へ。充実した関西での日々。ぼくは京都が好きだなあ…

公開講義 at 東京藝術大学

東京藝術大学 取手キャンパスにてパブリック(をめぐる)アートに関する公開レクチャーを行います。本レクチャーは12/6(木)に東京藝術大学にて開催されるクシュシトフ・ヴォディチコ 特別講演会のプレイベントの一環として企画され、「現代芸術概論」(木…

「狩野永徳」展とか

京都国立博物館「狩野永徳」展 http://eitoku.exh.jp/ 二条城(狩野探幽、狩野尚信...) 妙心寺(狩野探幽「雲龍図」、海北友松、狩野山楽...) 「永徳」展、1時間待ちだったが、中はそれほど込み合ってない。会場は、もう圧倒的に「洛中洛外図屏風(上杉本…

京都へ。ヒロシマ・モナムール

京都へ。移動中、2、3日前にDVDで観た「二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)」(アラン・レネ)が気になってきた(つーかこの邦題、どうなの?)。ざっくりと考えたこと。 政治的映画というよりも徹底した恋愛映画として撮られている。しかしそれが…

更新

Newsなど更新しました。 http://www.kosukeikeda.net/news_jp.html http://www.kosukeikeda.net/news.html

作品設置

僕の作品を買って下さっているコレクターの方が神田でバーをしていて、店内での作品設置をさせていただいた(実は隣に村上隆や奈良美智の作品があったり...)。向こう一ヶ月くらいは展示してあるとのことですので興味のある方はぜひ。怪しげなライトの中で作…

顔とカオ、ドキュメンタリー問題から

前の日記で件のドキュメンタリー特集を「ユリイカ10月臨時増刊」と書いてしまったのだけれど、実は「現代思想10月臨時増刊」だった。というのも、装丁の印象からだろうか、完全に思い違いしていて、「ちょっとカルスタ寄りのユリイカなのね」なんて思ってた…

四国ー関西へ ドキュメンタリー

いろんなスケジュールを前倒しして、10月の4週目から11月頭の一週間、徳島-香川の四国エリア、京都-大阪の関西エリアを巡ろうかと思っている。各地でもろもろ打ち合わせなんかをしつつ、いろんなものを見ておきたい。どうしてもスタジオにこもっての制作が…

イスラム経済

イスラム経済と書いたけど、今の所この経済圏が力を持つのは、圧倒的に石油のおかげだ。で、問題なのは、石油という資源は二重の意味での限界が目に見えていることだろう。まずは資源として、使い尽くせばなくなってしまうという限界。そして環境問題を踏ま…

<帝国>的世界

そもそも政治系の文脈に疎い。前々から意識はしてたけれど、最近ネグリを読んだり、パブリック(をめぐる)アートについて考える必要があったりで、特に痛感している。文脈的バックグラウンドを欠いているせいだろうけど、<帝国>とか読んでても、それだけ…

ネグリ読書会

今年度末のネグリ来日に関連した芸大での企画に関わっていて、こんな読書会をすることになりました。オープンにやってますので、興味のある方はお問い合わせを。a.negri.geidai@gmail.com ネグリ読書会 http://negri.jugem.jp/ 九月に入ってから制作モードで…

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情報を整理してウェブサイトを新しくしました。 http://www.kosukeikeda.net/

お知らせ_グループ展、レクチャー、翻訳DVD

■7.27-8/11 スパイラルにてグループ展に参加します。アメリカから帰国してからは初となる、東京での展示になります。新作シリーズGoldfish Pictureの展示という意味でも、東京では初めて。渾身の自信作を用意していますので、ぜひご覧頂ければと思っています…

geidaireading_3

geidaireading_3 6.28(木)ミシェル・フーコー「言葉と物」 五章 後半 東京芸術大学 美術学部 図書館2Fセミナー室 17:30-20:00 http://d.hatena.ne.jp/geidai_reading/ 勉強会前半で五章を終えて、後半は若冲をはじめ18c絵画の話題をつなげるつもりです。

色が

年を取ったのか若返ったのかは知らないけれど、ここ半年くらい自然物が妙に美しく見えてしまう。木の葉が光を砕いてキラキラと震える、こんな事に感動するような人だったんだ、と。頭に巡っている思考と、感覚の立ち現れとがここまで乖離してていいものか。…