2005-01-01から1年間の記事一覧

■paint/noteというブログで画家の永瀬恭一氏が横浜トリエンナーレについて詳細な分析をされている。そもそも僕はこれが開催される前に渡米しているので企画について責任もって何か書ける訳ではないのだが、しかし以前の日記(9/24、10/5、12/9)…

■aikoの最新シングル『スター』を聴いた。 「あたしが射す光のもとへと/強く手を伸ばせるのならば このままどうか消えないようにと/願いを胸に刻んで」 (強調は引用者による) 『キラキラ』における最大の疑問でもあったのだが(11/15の日記)、aikoはな…

■美術批評誌"LR Returns"用に、ずいぶん前に見たトーマス・ヒルシュホーンに関する文章をかいている。再び締め切りが。締め切りというのは「〆切り」でもあるわけで、どこか不穏な空気が漂う。英語ではdeadline。「〆」であれ「dead」であれ、締め切りは本当…

■侯孝賢の「珈琲時光」(2003)をボストン美術館にて。 若いライターを一青窈、彼女と仲の良い古本屋店主を浅野忠信が。冒頭、一青窈が台湾の旅行から帰ったばかりであることが浅野忠信との携帯電話による会話、大家にお土産を渡すシーンによって、実に正確…

■偽日記というウェブ日記で画家の古谷利裕氏が金原ひとみ「蛇にピアス」について書いている。そういえば僕がこの小説についてデイリーコメンタリーに金原ひとみ「ヘビにピアス」 文藝春秋 2004年3月号よりを書いた時に思ったのも、その紋切り型の表現、そこ…

■チャールズ・リバーの薄氷が割れてハンス・ハーケ。

■一週間前に出すべき原稿が今日、ようやく終わった。基本的にweekdayの間は日本語で書いたり読んだりしないようにしているので、こういう原稿を書くのが週末になってしまうのだ。一ヶ月前にNYで見たアブラモビッチについて書いておけたので一安心。その後、H…

■窓の外。

■何度かこの日記で横浜トリエンナーレについてくだらないこと書いたけど、どうも美術関係者(という言い方も曖昧だけれど)でさえも実際にあまり観に行ってないのではないかという雰囲気が伝わって来るのだが、どうなのでしょうか。三年に一度(なはず)の大…

■今日までのlog osaka web magazine用原稿の締め切りを少しのばしてもらおうと思う。締め切りというのは、ないと何も書けないのですが、それが近づいてくると焦って書けなくなるという、なかなかやっかいなものなのだ。締め切りのアンチノミー。とかそういう…

■仕上げなくてはいけない原稿があるのに進まない。ヤケクソで今気づいた事を書く。この前の日記でaikoの「アンドロメダ」について書いたが、このCDのジャケット写真をウェブで見て、やはりこの分析が正しかったのではないかと思えた。宮川淳は「鏡・空間・イ…

■編集部の許可を頂いて「LRリターンズ」に書いた連載『ここで、ものを、みるということ。(1)「ANOTHER EXPO」展、遅ればせながらの返信として』をアップしておきます。この雑誌のホームページにも紙面の画像があり、立ち読みできるようになってます。 ■あ…

■美術批評誌LRリターンズ05号に連載『ここで、ものを、みるということ。(1)「ANOTHER EXPO」展、遅ればせながらの返信として』が掲載されています。何を書いたかはっきりとは覚えていませんが、ニューヨークで開催されていた渡辺真也氏企画の「Another …

■実はaikoが結構気になる。 「アンドロメダ」では、ともかくも目が悪くなるということが執拗に歌われる。「何億光年向こうの星も/肩についた小さなホコリも」すぐに見つける事ができた「自慢」の目がぼやけてくる、他者の「息づかい」や「握り返してくれた…

■週末の3日間、ニューヨークへ。七夜連続17時から24時まで行われているアブラモビッチのパフォーマンスをキュレーターの渡辺真也と共に観る。特に今日みたヨゼフ・ボイスの再演はいろんな意味で興味深かった。近いうちに何らかの媒体で書くつもりなので、こ…

■log osaka web magazineに「文化的誤植を注視せよ!−−場所とは」http://www.log-osaka.jp/article/index.html?aid=232がアップされました。 ほんとに怠惰な性格なので、こうやって定期的に締め切りがあるのは助かります。少しづつ現代に近づいてきてます。 …