2008-01-01から1年間の記事一覧

23日、東京国立近代美術館でのシンポジウム無事に終了。有料にもかかわらず講堂がほぼ満席!観客、スタッフの皆様に感謝です。四時間半もおつきあい頂き、重ねて感謝。 「批評の現在」シンポジウム http://www.artstudium.org/2008/session 前半、石岡良治さ…

今週末はcon tempoにて来客に対応していて、ひとがいない時には火曜日(23日)のシンポジウムについて考えをめぐらせている。 http://www.artstudium.org/2008/session/ 別に公表していいと思うから書くけれど、ディスカッションはいくつかのパートと、パー…

「イメージのあふれ」展、様々な方にお越しいただいていて、感謝です。 オープニング後は、あそんだり原稿書いたりで会場にいないことが多かったのですが、今週19日(金)ー21日(日)はだいたいcon tempoにいるかんじです。ちらと会場写真を。 http://conte…

本日12日(金)19:00-、池田剛介×岸ナイル「イメージのあふれ」展オープニングです。 http://contempo.exblog.jp/ これまでのぼくの展示の中で抜群に「あふれ」た展示になっています。岸ナイルさん(芸大 先端芸術表現科修了生)も、力作を展示してもらって…

Kosuke Ikeda, Nairu Kishi ”Overflowing Image”

来週金曜日12日からcon tempoにて二人展をします。 今後の展開を指し示すための重要な機会とすべく取り組んできています。 新作インスタレーションおよび彫刻の展示になります。 ぜひ、いらしてください! - 池田剛介×岸ナイル「イメージのあふれ」展 Kosuke…

八丁堀でのトークは無事(?)終了。話題性もあり、たくさんの人に来ていただいてたのはよかった。ぼくなりに一応がんばったつもりです。少しは盛り上がったと言っていいのではないかと。 Chim↑Pomは今回の件で本を準備中とのこと、こちらにも期待。 制作に…

いま、ガチャポンのカプセルでいっぱいの机の上でこれを書いています。スタジオでさっきまで制作していました。これを書いて気分転換がおわったら、またカプセルのインスタレーション制作に戻ります。 http://ca-mp.blogspot.com/2008/11/talk-1203.html 今…

先日発売された批評誌Review House第二号、広島市現代美術館での「ピカッ」問題に先駆けたかたちで、このアーティストグループについての二つの論考が掲載されていて、かなり「勘がいい」編集だとおもう。木村覚の「彼らは「日本・現代・美術」ではない」がC…

伊藤ガビンさんの公開講座、無事終了しました。作品の紹介にとどまらず、話題は現代を取りまく人工環境の問題にもおよび、普段芸大ではあまり出てこないような議論を提示してもらったとおもう。ご来場の皆さんにも感謝です。 - 12月3日(水)の夜、八丁堀で…

一ヶ月続いた芸大での公開講座+シンポジウムシリーズ、これで最後です。ぜひどうぞ!新作彫刻の制作が軌道にのってきていて、ワクワクしています。自分が新たな展開に入っていくのが分かる瞬間はスリリング。 - 東京芸術大学大学院 先端芸術表現専攻 主催 …

鴻池朋子さん公開レクチャー無事終了。斎藤環さんの回にひきつづき、こちらもたくさんの方に来ていただき、感謝します。外部の方もですが、先端科以外の芸大生のすがたも目立ってて、興味を持って頂いているようでうれしい。 カタログの英訳を部分的に担当し…

上野での公開講座のお知らせです。ぜひ! (書き忘れていましたが、レクチャーの終わりには特別上映をご用意しています。) ーー東京芸術大学大学院 先端芸術表現専攻 主催 連続公開講座2 鴻池朋子:「遊びとは魂を呼び還すワザなり!」 11/12 (水)12:30-1…

四谷レク無事修了。たくさんの方に来ていただき感謝。 今後への課題もいろいろ見つかる、貴重な機会になりました。 年末まで、制作にペースを戻してゆきます。生産します!

本日レクのネタを。ハードコア粉砕できるか!? ぜひ! http://www.artstudium.org/news/2008/10/2114_1.htm

4日の四谷レクチャーの骨子がようやくできた。タイトル、対象共に、直前で大きく変容しました。まあ僕的にはいつものことなのですが..レク終わりには何人かの若手作家の画像も紹介的にお見せする予定。(ここだけの話、若い制作者に来てもらって、意見を聞き…

ちょっといろんな事態が込み合いぎみできつくなってきているのだが、泳ぎきりたい。 世界からすべての「書類」を消滅させたい! - 批評(創造)の現在――2[11月4日] 講師=池田剛介/黒瀬陽平/沢山遼 http://www.artstudium.org/news/2008/10/2114_1.htm …

斎藤環さんによる公開講座「ロリコンとアート」@芸大、無事に終了。平日お昼の時間帯にもかかわらず盛況で、学外からもずいぶん来ていただいた様子。ご来場のみなさまに感謝。 現在、ユリイカのピカソ特集で斎藤さんが書かれている議論をベースに、多くの現…

公開講座の予告です。レクチャーの終わりに秘密企画をご用意しています。ぜひ! 東京藝術大学大学院 先端芸術表現専攻 主催 連続公開講座1 http://www.geidai.ac.jp/labs/atlas2008/symposium.html - 斎藤環 [精神科医]:ロリコンとアート - 10/28(火)12:…

先端科M1アトラス展、オープニングシンポジウム、無事終了。 展示をARTiT編集長の小崎哲哉さんとともにみていく。完成型をきのうはじめてみたけれど、なかなか粒ぞろいな印象。すこしはなれた場所にある八幡さんの作品は、見落としやすいのでご注意を。 http…

明日、東京芸大取手キャンパスにてシンポジウムの司会をしています。 僕が関わってきた(たいしたことしてないが)大学院一年生の面々による展覧会「アトラス」展のオープニングイベントなので、盛り上がるよう、がんばりたいとおもいます。展覧会は、u-21の…

第二回目に参加予定の四谷アート・ステュディウムでの連続レクチャーシリーズ、第一回目がそろそろ。 少し遅れそうですが、聞きにいきたいと思っています。みなさま、ぜひ。批評(創造)の現在――1[10月21日] http://www.artstudium.org/news/2008/10/_1_1.…

東京芸術大学大学院 先端芸術表現専攻 主催 連続公開講座・シンポジウム 東京芸術大学大学院 先端芸術表現専攻では、今まさに創造されてゆく芸術の現場に学生が触れあいながら、知的かつ実践的な活動を通じて、それぞれの関心を広め、深めていくことが目指さ…

7日、8日と関西に行く予定。やっている展覧会をチェックしてみたけど、意外なほど、見たいものが少ない。ゆっくり寺でも回るか。 見たいもの softpad・高木正勝「dual points」 以上! 京都造形大の公開レクチャーシリーズが気になるので見てくるのだけど、…

恵比寿ガーデンシネマにて「トウキョウソナタ」。 共同体としての家族とか、父親の尊厳とか、そういうものが頑として残っているわけでもなく、しかし完全に破綻しているわけでもない、なんとも中途半端な状態をうまく描いている。一方で大学生の長男が夕飯の…

con tempoでの展覧会、「arc」展(笠島俊一 下平千夏)の情報をアップしました。 http://contempo.exblog.jp/9586362/ - 横浜トリエンナーレへ。内覧会の日にもかるく全体を歩いたけれど、あまりマトモに観ることができなかったのでもう一度。 全体的にいえ…

http://www.kosukeikeda.net/ ドメイン料金の振込を忘れていてアクセスできない状態になっている。そういえば、そういうお知らせが来てた。ぼくはこういう生活上の基本的な手続きとか書類関係とかが、まったくできない人間で、いつも親に怒られていた。成長…

たいした説明もなく、晩年の狩野芳崖と、岡本太郎や村上隆といった固有名とを結びつけたわけだけど、簡単に言えば、相容れない複数の言語ゲームを、矛盾したまま、その破綻のうちに作品として取り込んでしまうような、歴史の中の鬼子という意味だった。 フラ…

つーか、知らないうちに前回の更新から一ヶ月以上もあいてしまっていた。夏休みということもあり、(というか大体いつも夏休みみたいな生活だけど)制作に集中してて、おかげで、ぼくとしてはこれまでにないほどの大作が、ようやく完成しつつあります。あー…

フェルメール、マンガとしての

(つづき)一枚の壁面に並べれられた実物大のフェルメール全作品を見て、マンガのページを思うのは無理な連想ではないと思う。この場合、マンガというのは、ひとつの独立したコマが次の画面へと動いていこうとする作用と、分断されたコマとコマとが何らかの…

フェルメール展/東京都美術館

東京都美術館にてフェルメール展。フェルメールが七点見られるというのがウリな訳だけれど、中心的な扱いだったはずの≪絵画芸術≫(ウィーン美術史美術館)が出品中止になっているのはさすがに残念。メトロポリタン美術館にある《リュートを調弦する女》のよ…