いろいろと

昨日は四谷アート・ステュディウムにてスティーヴ・パクストンによるレクチャー+岡崎乾二郎さんとの討議。巨匠の狭間で必死に通訳する中井悠さんの姿に涙。いや、ぼくもがんばろう、と思いました。土曜日にはDVD上映があるようです。
http://artstudium.org/news/2009/04/post_47.htm


しばらく前に、東京国立近代美術館にて『ヴィデオを待ちながら』展。いい意味で啓蒙的な展示。解説でかいのも、よいとおもう.。カタログに所収のクラウス論文も面白い。石岡良治さんの訳注、気合い入ってんなー。伊藤亜紗さんが近美の機関誌で小林耕平さんの映像について、平倉圭さんが『美術手帖』でレヴューをかいていました。
http://www.momat.go.jp/Honkan/waiting_for_video/index.html


白金にオープンしたThe Last Galleryにてグラフィティ・ライターQPの個展。ま、いろいろ考えさせられる。サブカルも現代美術も島宇宙だなあ、と改めて。kodama galleryなんかのコンプレックスビルの近くです。現代美術ファンもたまには立ち寄ってみてもいいかも。
http://news.diskah.com/article/29179427.html


Mizuma Art Galleryでは宮永愛子さんの展示。資生堂ギャラリー、新美術館での展示を経て、さらなる展開を見せてます。少し前にアサヒ・アートスクエアでやってたようなインスタレーションも、また見てみたいな、と話す。
http://mizuma-art.co.jp/exhibition/1239264479.php


四月末に行われた千葉雅也さんとの討議「絵画を再起動する」。まずは前半部分の文字データの校正を終えて、今週末にはアップになりそうです。二月の美術犬でのシンポジウムの校正も同時進行でしたが、こちらもかなり長編の記録になっています。