伊藤ガビンさんの公開講座、無事終了しました。作品の紹介にとどまらず、話題は現代を取りまく人工環境の問題にもおよび、普段芸大ではあまり出てこないような議論を提示してもらったとおもう。ご来場の皆さんにも感謝です。

  • -

12月3日(水)の夜、八丁堀でこういうのがあります。なんだかちょっと大変な感じもしますが(ぼく、浮いてないでしょうか?)、タイミングを逃さず企画をたてるArts and Lawさんの勘のよさに敬服。どうなることか全く予測がつきませんが、ともかくがんばります!
http://ca-mp.blogspot.com/2008/11/talk-1203.html


共同体と“開かれた”アート 〜アートと公共性の関係〜
第一夜:アートは、何とどうやって関わっていくのか

<ゲスト>
池田剛介(美術家)
卯城竜太Chim↑Pom
遠藤水城(キュレーター)
川崎昌平(アーティスト)
杉田敦美術評論家
ほか※交渉中
<モデレーター>
Arts and Law(作田知樹、永井幸輔)

  • -

それはそうと、先日四谷アートステュディウムでの「批評(創造)の現在3(講師=千葉雅也/平倉圭福嶋亮大)」は白熱してて、とても面白かった!それぞれのレクチャーの充実度もさることながら、それを踏まえたディスカッションはディレクターの岡崎乾二郎さんなども交えつつ、発表者それぞれの立場をぶつけあう形で(議論がもうすこし深まればさらによかっただろうけれど)とてもスリリングな場になっていたとおもう。こういう多様な議論に開かれた空間として四谷が成立しているということ自体、奇跡的(そしてレクチャー料2000円で、毎回、満席に近い観客を集めるというのもすごい)。次回は最終回、小説家の福永信さんも登場します。ぜひ!
http://www.artstudium.org/infomation/2008/09/1011.htm