野人とか盗作とか

何日か前にコーネリアスがどうとか書いたら、なんだか十年くらい前のことをよく思い出すようになった、あんまりいい兆候とは言えないかも。で、もう少し前のことだけど、Jリーグの開幕というのがあった。何というかその頃から感じていたけど、あの時期の日本のフォワードってほんと最悪だった。日本代表で言えばカズと中山 雅史が嫌いで野人・岡野は死んでくれって感じだった。何というかこの頃の前線の役割って、とにかくがんばって走ってますっていうので評価されていた時代で、中山とかはその象徴。大体、野人・岡野とかその当時、100メートル10秒代とかいうのがウリだったけど、フォワードが100メートルも試合中にダッシュすることなんてないし、そんなことするのはバカだけ。こういうのって得点することの不可能性に甘んじる「スタイル」でやってんじゃないかとか思っちゃうけど。はは。


って何でこんなこと書いてるかと言うと、例の盗作画家和田義彦のことが頭にあって、基本的にブログのような場所ではそういう時事ネタは扱いたくないと思っていたので、違うことを書き始めたのだが、やっぱりムカついてきたので書こうかなあ。読売新聞のインタヴューで「取り消される前に(返上願いを)出すことで、私のメンツが立つ」とかなんとか言ってるらしいけど、普通こんなこと言わないでしょ、これって要するに「メンツのことしか考えてません」って宣言してるようなものじゃん。こんなバカに賞を与える美術業界は腐っとる、なんてことは2ちゃんねるの人たちが書いてるだろうからいいとして、なんとなく英語で盗作って何かなと思って引くとplagiarism、ラテン語のplagiarius(人さらい)から来てて、とんでもない言葉だった。この語の頭のplagi-っていうのは「斜めの」という意味を持つ接頭語で、歪み、みたいな意味も含む。そういや、今あえて和田のコピーをするとか、会田誠あたりにやってほしいなあ、とか勝手なことを考えている、「コラボレーションです。」とか言って!


どっかで野人・岡野と繋がるかな、と思ったけどちょっとムリか。いや、岡野は得点もせずにがんばって走ってたわけだし、よほどえらいよなあ、とか、ああ、こんなこと、ほんとどうでもいいからやめよう。