aikoの新作

五月四日の日記にてaiko最大の名盤「暁のラブレター」の分析をすると予告しつつ放ったらかしにして全国のaikoファンをお待たせしているというのに、ボストンは今週末、雨模様です。今日それを再開するかどうかは今、これを書いている気分次第であるとして、五月五日にオフィシャルサイトに掲載されたaikoからのメッセージでこういう事が書いてある。

新曲・・・ですよね〜(^_^;)
(省略)
本当は、もう・・・んもう・・・言いたくて仕方ないのですが・・・
あと、もう少し待ってて下さい!
ほんまに、あと、あともう少しやから(笑)

うぅぅぅぅ〜(T_T)あかん・・・でそうや。

本当に近日お知らせ致します!!!


ということで、新曲がそろそろ発売になるようです。僕は、五月四日の日記にそろそろアルバム、と書いたのだけれどこれには根拠がある。教科書的な復習だがaikoのアルバムの2nd ALBUM「桜の木の下」、3rd ALBUM 「夏服」、4th ALBUM 「秋 そばにいるよ」、5th ALBUM 「暁のラブレター」の四枚は四季四部作と呼ばれていて、フーコー「性の歴史」三部作を意識して作られたとか作られなかったとか。それはいいとして、これら四つのアルバムはそれぞれ三枚のシングル曲を含んでいて、三枚目のシングルが出たすぐ後にニューアルバムの発売、というパターンが続いている。


「桜の木の下」(00/3/1)における先行シングル「桜の時」(00/2/17)、
「夏服」(01/6/20)における先行シングル「ロージー」(01/5/30)、
「秋 そばにいるよ」(02/9/4)における先行シングル「今度までには」(02/8/14)、
「暁のラブレター」(03/11/27)における先行シングル「えりあし」(03/11/06)


というように、三枚目のシングルリリースの後、3、4週間後にはアルバムが発売されている。さらに、現時点での最新アルバム「夢の中のまっすぐな道」(05/03/02)に対応する形で「三国駅」(05/02/16)が二週間前に発売されてる事からも、近々、新曲が発売され、それに続くイキオイでニューアルバムがリリースされるのは間違いないだろう。しかし、こうして見てみると、キッチリ一年三ヶ月ごとくらいにアルバムが発売され、その間には三枚のシングルが発売されるという驚くべき安定性が保たれている。西洋美術史ではダヴィッド、日本近代絵画では坂本繁二郎ばりの安定感だと思う、って同じような事こないだ書いたか。


発売時期を調べたりしながら書いてたら、思ってたより時間がかかってしまったので、アルバム分析はまた、気が向いたときに、ということで。