名古屋-京都-東京

kosuke_ikeda2007-05-24

名古屋を経て、京都へ行き、帰ってきた。
相国寺若冲は圧巻。日本にいてこの展示を見ないというのは、話にならない。こんな機会、僕らが生きてる間には二度とないかも知れないんだから(~6/3)。しかし、京都で会う人会う人、誰もまだ見てないってどういうことなんだろ、東京だけじゃなく京都まで徐々にイナカ化してきてんのかもなあ。


動植綵絵、三尊像だけでなく、鹿苑寺の障壁画の方も、襖絵で囲まれた空間を再現するような展示になっていてすばらしい。展示全体を通じて、画家が非常にシャープなインスタレーション感覚を持っていたことがわかる。応挙も含め、こういうインスタレーション的な問題構成は、いわゆる日本的なるものをリプレゼントしてきた琳派的なもの(平面的・抽象的云々)の軸に対する、別の基準としてとらえることができるはず。次のgeidai reading_2(5/31)では、若冲をフィーチャーしよう。