二時間とか三時間とか

プロとしてやっていくのなら、毎日制作しないといけないし、実際、制作しない日が続くと手は鈍る。毎日、最低二時間は制作の時間をとるようにしているのだけれど、なんだかんだ用事が立て込むと、二日三日と、作品に向かい合う時間がとれないスパンが生まれて、焦る気持ちが生まれる。日々、成長し、生産できるはずなのに、それを怠るなんて、ありえない。よけいなことはしたくないんだけど、知らない間に抱え込んじゃってるんだよなあ。毎日つくれないとアーティストとは呼べない、毎日パンつくってないとパン屋とは呼べないように。実際、作品を一瞬見れば、その作家がどれだけの時間と集中度を懸けて制作に取り組んでいるか分かる。時間って、すごく現実的な意味での時間だよ、この二時間とか三時間とかね。

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そういや、こないだの展示"Goldfish Picture"のカタログが出来た。全26ページ、フルカラー、くるみ製本、バイリンガル仕様でなかなかの出来映えです。
作品買ってくれた人にだけ、あげます（うそ）。