しばしのお別れ

今日ようやくMITでの研修を終えて、明日にはニューヨークへミニ引っ越し。何というか十ヶ月足らずだけれど、主な美術館業務を凝縮して学ぶことができ、アメリカの現代美術の構造が美術館の側から垣間みるような、大きな経験となった。ライティング、プレゼンテーションなどを見てもらっていた先生にも感謝を言って、なかなか別れというのは悲しいものだ、と凡庸ながらに思う。とはいえ、これでようやく展覧会にも100パーセント集中できるわけで、気分が盛り上がってくる。新しい生活を楽しむ余裕もなく制作の日々が待っているが、しばらくは、それで良しとしよう。