そして制作

他人が見たらアホかって感じだろうけど、制作を進めて、遠くから見て、また作って、作品が完成に近づいてくると、時にものすごくテンションが上がってきて収拾がつかなくなる、「これはちょっとスゴすぎだろ」みたいな(ほんとはもっとヤバい事考えてるけど、ちょっと書けない、それくらいの高揚感)。この感覚が、本当に良い作品を観ている事から来る高揚なのか、自分が今まさに何かを生み出している、という所から来るのかどうなのかは分からないけれど、ともかくも落ち着いたあとは随分と疲労してしまって、もっとゴルゴ13のように冷静に作れないもんかね,と思う。


文章を推敲したりしながら、時々は、ああココけっこう決まってるよなあ、とか思う事もあるけど、制作する際の喜びにはちょっと及んでいない気がする。単に楽しいというのとも違って、実はかなり息が詰まるような感覚の中を引き裂くように感覚の高まりが現れてきて、ちょっと手に負えなくなる感じ。というわけで、その高まったテンションを収めるためにこれを書いているのだった。みんな、はやく間違った事は止めて絵画をすればいいのに,と思っちゃう。余計なお世話だっての。