色々なことと一つのこと

会田誠氏の英語字幕の最終チェックをしつつ、高谷史郎氏インタヴューの構成を少しづつまとめながら、クシシュトフ・ヴォディチコ氏とメールでの打ち合わせ。全部が一つのラップトップ上で行われていくのは不思議だと感じると同時に、客観的にみたらなんともウサンクサイ、一貫性のない人間に見えるのかもな、と思う。


でも、別に関わっている人の活動を100%肯定しているわけでもないし、ある部分は多いに尊敬するが、ある部分はちょっと違う、とか思いながら仕事に取り組んでいるわけで、僕としてはやると決めたからには自分の仕事として、その都度のベストを発揮することだけが重要なんだと思う。むしろ誰か一人、一つのサークルを完全に信頼しきることが出来る状態なんて、僕にとってはあまりに「健康的」すぎる。


最近、ある有名人から「制作している時間は裏切らないからね」と言われた時、ドキっとしたから「いやあ、名言ですね」なんて茶化したが、実はそれは本当のことだ。もっと自分の時間を積み重ねないと。