2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

geidaireading_2

明日はgeidaireading_2 http://d.hatena.ne.jp/geidai_reading/ 東京芸術大学 美術学部 図書館2Fセミナー室 17:30-20:00 フーコー「言葉と物」第五章前半(1-4) 京都での若冲や江戸の花鳥画なんかのイメージを用意しつつ、読んでいくつもりです。雨が心配。 _

宇多田ヒカル「Flavor of Life」

宇多田ヒカルが最近出した「Flavor of Life」が好きだ。 宇多田ヒカルはバラードとポップな曲とで歌い方が全く違い、前者(「誰かの願いが叶うころ」とか)が粘り気のある油絵具で微妙な調子の変化をキャンバス上に現すようであるのに対して、後者(「This i…

名古屋-京都-東京

名古屋を経て、京都へ行き、帰ってきた。 相国寺の若冲は圧巻。日本にいてこの展示を見ないというのは、話にならない。こんな機会、僕らが生きてる間には二度とないかも知れないんだから(~6/3)。しかし、京都で会う人会う人、誰もまだ見てないってどういう…

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人間が人間を意識するより以前から、絵画は絵画を意識していたPainting had been aware of painting even before human started being aware of human.

geidai reading_1

明日5/17はgeidai readingの一回目、テクストはフーコー「言葉と物」第一章「侍女たち」 議論のいくつかを図にしてみたら、自分で言うのもなんだけど、かなり分かりやすい!見ることと読むこととの関係そのものに向けて根源的な問いを放つような、本読書会の…

講評会

来週、名古屋芸術大学の大崎正裕さんの招きで、洋画科の3,4年生、院生の作品講評会にゲストとして参加する事になっている(その後、京都へ)。講評会は、院生のときにティーチングアシスタントとして学部生の講評会に出たり、大昔には予備校でバイトとしてや…

内海聖史<色彩に入る>をめぐる_3

先日、カントを引いたところで書いたように、「京都の紅葉は美しい」というのはおおむね万人によって認められている。では、そのように美しいとされる京都の紅葉がそのものとして芸術かといえば、そうではない。だとすれば、一定の共通感覚によって支えられ…

内海聖史<色彩に入る>をめぐる_2

美的判断云々の問題に立ち入る前に(そもそも昨日は急いで考えを展開しようとしすぎてる)、内海氏の今回の作品について指摘されうるであろう二つのことばについて考えておきたい。あと、前提として言っておかないといけないのは、僕は前回のレントゲンでの…

内海聖史をめぐる_1

こないだ資生堂ギャラリーで見た内海聖史氏の作品体験がジワジワきている。後からジワジワ来るというのは、それが芸術に関する経験であることの条件であるように、たいした根拠もなく、思う。例えば僕らは公園で日の光を浴びた木々の緑を美しいと感じるし、…

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作品撮影。酔いそうだ。

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若冲展、釈迦三尊像とその荘厳画として描かれた動植綵絵30幅が一堂に会する貴重な機会。絶対必見だけど、混んでるんだろうなあ。http://jakuchu.jp/jotenkaku/

大回顧展 モネ

新美術館にて「異邦人たちのパリ」、「モネ」展。モネはアメリカでもずいぶん見ていたので、今更何か発見あるかしらと不安だったけど、かなり楽しめた。一応平日とはいえGWなのでものすごく込んでいて、今日来るんじゃなかったなーという感じで、最初は近づ…

geidai reading

ほそぼそと読書会を続けております。今月からは少し趣向を変えて、リーディングと共に、画像をたくさん見る仕組みを作っていくつもりです。http://d.hatena.ne.jp/geidai_reading/